ビリ犬 2巻 ぴっかぴかコミックスカラー版 小学館('05.11.05発行)と「ビリ犬」雑記

これで最後。


【主な話】
●トド犬がやってきた……!!


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「ビリ犬」は特に愛着のある作品でもない。
'79年の「ドラえもん」に始まり、'80年代を藤子アニメを見ながら成長してきた私だったが、「プロゴルファー猿」、「エスパー魔美」等、年齢に合わせて高学年でも面白く見ることができるアニメも作られていった中、最後のシンエイ×テレ朝 藤子Aアニメとなる「ビリ犬」は惰性で見ていたものの、完全に子供向けだったため、あまり真剣に見てはいなかった。
コンビ解消により、映画がF作品オンリーに移行し、「ビリ犬」が一連の藤子アニメで唯一映画化されなかったというのも、いまいち愛着が涌かない大きな理由の一つかもしれない。
しかし原作を久しぶりに読み返すと、A先生の犬への深い愛情と、藤子作品定番の不思議居候キャラとが融合した良作として素朴な気分で楽しむことができた。
FFランドでは巻末に載っている、リアル指向の「タカモリ」とは上手く対になっているような気もする。
トド犬、ニャン族と個性的なキャラが揃ってきただけに、作品数の少なさが多少残念にも思ったのでした。

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バンダイを直撃!「リアル・ドラえもん・プロジェクト」ってどうなったの!?
http://www.cyzo.com/2010/03/post_4168.html
大山版の方、今でもちょっと欲しい。